- 出演者
- 辻浩平 藤重博貴 酒井美帆
オープニングの挨拶。
ニュースラインナップを伝えた。「在日シリア人 それぞれの選択」など。
イ・ジェミョン氏がきょう大統領に就任した。就任後初めての記者会見では、安全保障や文化交流などで日本と連携していく考えを強調した。政権の主要な役職の人事案も発表。新首相にキム・ミンソク氏、秘書室長にカン・フンシク氏、国家安保室長にウィ・ソンラク氏を指名した。
石井利喜記者が韓国の国家安保室長について解説。ウィ・ソンラク氏は共に民主党の国会議員で、北朝鮮の核問題を担当しロシアで大使を務めた元外交官。イ・ジェミョン陣営の外交政策を担う立場にあり、石井記者が直接話を聞いたところ、アメリカとの関係についてはユン前大統領の非常戒厳によって米韓同盟に対する信頼に傷がついたとして、トランプ政権との関係構築を急ぐ必要性を強調していた。
日韓関係について、イ・ジェミョン氏は記者会見で政策の一貫性が重要だという認識を示していた。日韓関係を重視する立場は新政権になっても変わらないと石井記者は予想する。今年は日韓国交正常化60年。アメリカも日米韓の連携の重要性を強調するなど、韓国を取り巻く状況を考えると日韓関係をいきなり悪化させる選択肢は取りづらい。韓国の専門家イ・ウォンドク教授は、「日韓の戦略的な協力というものが非常に大切だという認識は彼にとっても同じだ」と指摘する。
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- イ・ジェミョン
番組では皆さんの声を募集中。QRコードを案内した。
チベット自治区の上空で赤い稲妻が撮影された。雷雲の上で発生した大規模な放電現象で「レッドスプライト」と呼ばれている。
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- チベット自治区(中国)レッドスプライト
ニューヨーク・マンハッタンのウォール街で盛大インド式結婚式が行われ、約400人の参加者が参加した。
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- ウォール街マンハッタン(ニューヨーク)
難民受け入れを反対したオランダ第1主義で躍進し連立政権の樹立を手動した自由党。他の3党に対し厳格な難民政策への合意を求めたが3党が応じず離脱を表明した。連立政権は発足1年足らずで崩壊。スホーフ首相は国王に内閣総辞職を申し入れ新たな政権を樹立できなければ総選挙の可能性も。
自由党のウィルダース党首は移民排斥や反イスラムの主張で知られ移民問題を巡る要望が受け入れられなかったとして離脱。その要望を紹介しその中には移民に対し厳しい内容のものもある。また党をさらに強くするために来る選挙に臨み首相になると話していたという。
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- ヘルト・ウィルダース自由党
インドネシアで注目されているのが、借金苦を歌う主婦グループ。今、インドネシアの農村部では違法はな業者から借金をして返済に苦しんでいる人が急増している。首都、ジャカルタで開かれた音楽フェスティバルで異彩を放っていたのが11人の主婦グループMother Bank。パワフルなステージと借金苦がテーマという異色の歌詞がファンの心を掴んでいる。ジャカルタから約200キロ離れたところに活動拠点がある。週に1度、空き地に集まった練習をしている。メインボーカルのヤンティさんとスニさんは2人とも借金を抱え返済中。インドネシアの農村部では多くの世帯が月収1万年ほどで生活するために借金をする世帯も少なくない。巡回銀行と呼ばれる消費者金融は定期的に村を回る業者から無担保で金を借りられるので農村の人たちは気軽に利用してしまう。しかし、当局に登録していない違法業者も多く、取り締まりもほとんど行われていない。コロナ禍で状況はさらに悪化し、不当に高い金利が貧困層を追い詰めている。こうした中、地元のアーティスト夫妻が2021年に立ち上げたのがMother Bank。バンドに参加してもらう変わりに借金の一部を肩代わりして主婦たちの生活を支えようとした。借金問題をきっかけに誕生したMother Bank はこれからも主婦たちのパワーで突き進む。
シリアで半世紀以上続いた独裁的なアサド政権が崩壊してからまもなく半年となる。新しい国作りが進められる中、先月、EU・アメリカ・日本が経済制裁を一部解除しシリアの再建を後押しする姿勢を示している。しかし2011年から続いた内戦で社会基盤の多くが破壊され、復興には課題が山積している。シリアからは500万人以上が国外に渡り、日本にも約1500人が暮らしている。この春、都内のレストランでシリア人家族を送り出すための送別会が行われた。モハメッド・アル・マスリさんは家族とともに祖国に帰る決断をした。シリアで子どもたちに英語を教えていたマスリさんさんは2011年に反政府デモに参加した。内戦もはじまり国内を逃げ回ることになった。内戦がはじまって2年後、自宅アパートにミサイルが直撃し、多くの住民が犠牲になった。マスリさんは隣国レバノンに難民として逃れ4年間過ごすことになった。難民キャンプには学校がなく、シリアの子どもたちに勉強を教えた。2018年、シリア人のための留学制度で家族で来日することになった。日本の大学院では紛争解決や平和構築について学んだ。7年余暮らした日本を離れる準備をするマスリさん。子どもたちにとって日本語はすっかり母国語となっていた。マスリさんは祖国を離れたことに負い目を感じてきたという。マスリさんはどうしても広島の被爆者たちに会ってみたかった。東日本大震災の被災者も訪ねた。被災者は津波で消失した松原の再生へ、成長に50年かかる松の木の苗を植えていた。去年、祖国では独裁的な政権が崩壊。マスリさんは一時帰国し、両親と11年ぶりの再会を果たした。ふるさとホムスの町はほとんどの建物が破壊されていた。学校も戦場となり教育ができない状況が続いていた。マスリさんはシリア復興のために子どもたちに教育の機会をつくりたいと考えるようになった。
日本に留まるシリア人もいる。アナス・ヒジャゼィさんは徴兵から逃れ、レバノンに脱出。弟は政権側に拘束され1年間拷問を受けたという。ヒジャゼィさんは留学制度で来日し、民間企業に就職しITコンサルタントとして働いている。生きる希望を失っていたヒジャゼィさんにとって日本はやっと見つけた居場所だという。アサド政権の崩壊はヒジャゼィさんにとって思いがけないニュースだったが、辛い記憶しかないシリアに戻ることは難しいと考えている。今、ヒジャゼィさんは中学校や高校を訪ね、シリアの現状や人々について知ってもらう活動に注力しようとしている。将来的にシリアへの支援につながることを願っている。4月、シリアに帰国したマスリさんから映像が届いた。新しく借りた部屋で家族とともにゼロからの再スタートを切ろうとしていた。子どもたちは日本とは異なる生活に戸惑いながらもシリアでの生活に馴染もうとしていた。シリアの復興に国民の1人として関わっていく覚悟。シリアに帰国したマスリさんは友人たちと資金を出しあって小学校を建設するための土地の購入をはじめているという。
トランプ政権は鉄鋼製品とアルミニウムに課している追加関税を50%に引き上げる措置を発動。
番組では皆さんの声を募集中。QRコードを案内した。「韓国国民はなぜいつの大統領選挙でも熱くなれるのか」との声を紹介した。
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エンディングの挨拶。
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