志摩観光ホテルの総料理長の樋口宏江さんはホテル初の総料理長として料理界の数々ある権威の賞を受賞。2016年にG7 伊勢志摩サミットでは、ワーキングディナーを担当。その際に提供したのは伊勢海老クリームスープ各国首脳がこのスープの美味しさに感嘆し会議がしばし中断したという。この料理を考案したのが伝説のシェフの5代面総料理長の高橋忠之さん。地元でとれる伊勢海老を使ったクリームスープの他にオリジナルメニューも開発させた。さらに世界のVIPを唸らせたアワビのステーキはこんがりと焼き上げたあわびに、まとわせるのは焦がしバターソース。村野藤吾の1%はこのホテルの全ての人々に受け継がれているという。さらに田畑務さんは施設管理を担当し、レストランのイスを修復していた。田畑さんは40年以上ホテル内のイスの修復を任されている。