第5回 世界身体障害者野球大会は日本と台湾、韓国、アメリカ、プエルトリコの5チームによる2日間の総当たり戦だという。ゲンさんは試合前に選手たちを集めて鼓舞した。初戦に日本は韓国と対戦し、日本が先制点をあげた。結果は8-7で日本が勝利した。次のプエルトリコと台湾にも日本は勝利した。最終戦のアメリカとの対戦ではゲンさんがヒットを打つ活躍をした。結果は4-0で日本が勝利した。妻の松元真弓は「事故当時は子どももできるかわからなかったが、周りの人に支えられて、本人が一番心を強く持ち続けられたことが、いま家族があるべき姿になっている」と語った。最後にゲンさんにハンドサインの意味について聞き、ゲンさんは「Let’s try」と語った。