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「全国茶品評会」 のテレビ露出情報

海外の抹茶ブームを背景に注目されるお茶の名産地・福岡県八女市。八女茶を求めて福岡空港から直接訪れる外国人観光客も少なくない。八女茶発祥の地として知られる八女市黒木町で、3代にわたって受け継がれてきた茶畑を任されているのは霊巌寺製茶の徳永慎太郎氏。20歳で茶業を始めた。先月、全国茶品評会の「玉露の部」で1位になり、農林水産大臣賞を受賞した。30代での受賞は史上2人目となる快挙。「八女伝統本玉露」のブランドを名乗るには、厳しい条件が科されている。「わらがけ」は、収穫前に天然のわらを使用して日光を遮り深い甘いやうまみを出す。収穫は手摘みで行わなければならない。こだわりは、大勢の人数で一気に収穫すること。徳永氏は「一気に摘んだほうが品質は格段に違う」と話した。肥料の組み合わせやわらがけのタイミングなど、試行錯誤を重ねながら10年かけて日本一を手にした。徳永氏が口にしたのは、生産者の高齢化と後継者不足への危機感。JAふくおか八女・茶業課・室園悠介氏は「いまお茶業界は国内外で非常に注目されている作物」と話す。緑茶の輸出額は5年連続過去最高を更新。八女茶でも輸出量の生産量は年々増えている。“またとない追い風を後継者の確保につなげたい”と、現場は試行錯誤が続く。

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