12月中旬、オリンピック日本代表を決める全日本選手権が1週間後に迫っていた。ワールドカップの成績で代表入りを決められなかった新濱は、全日本選手権で結果が出せなければオリンピック出場の夢は絶たれる。オリンピック出場のためには上位に入り派遣標準記録の34秒51を切ることが重要となるが、これはオリンピックでメダルを期待できる水準だった。新濱は国内最高記録となる34秒40を出し、オリンピックへの切符を掴み取った。戦いを終えた新濱は、真っ先に夕梨花さんのもとへ向かった。1月、オリンピックに向けて新濱は練習を再開した。新濱は、ミラノでは自分らしい滑りをしたうえで結果を求めたいと話した。
