潮来市では、市指定の有料のごみ袋を使用する必要がある。来月から資源ごみ用ごみ袋2種類と不燃物専用のコンテナを値上げすると発表した。値段は約3倍になる。今、市内で駆け込み需要でごみ袋が相次いで売り切れになっている。市内の店舗はすべて完売しているという。ごみ袋の製造コストが年々増加するなか、差額を負担しきれず20年以上ぶりに値上げを決めたという。市は期限つきで資源ごみを市販の袋でも回収するよう対応する。箕面市では、世帯人数に応じて1年ごとにごみ袋を無料で配布し超えるものを有料にするという制度を実施し、ごみ減量に成功した。ごみ袋の値上げをめぐっては、市民の意識改革も重要だと専門家は指摘する。