3連休最終日の箱根町。観光地へ向かう路線バスは大混雑。路線バスの混雑は隣の小田原市でも。箱根に向かう観光客で車内はいっぱい。別のバス車内は座席が折りたたまれ、キャリーケースなどが山積みに置かれていた。地元住民からはバスの増便を求める声が。しかし、バス会社にも運行本数を増やせない事情が。箱根町や小田原市内などを走る伊豆箱根バスでは若手の運転士が増えない一方で”ベテラン運転士”が次々と定年退職。最大74人の運転士は57人まで減少。伊豆箱根バスによると、小田原・箱根間の観光路線の本数は2021年をピークに減少。5年間で往復10便の減少を実施。運転士不足が解消されない場合は更なる減便の可能性も。一方で運転士の数がピーク時から30人以上減少した箱根登山バスでは利用者の少ない路線を減便することで観光路線に多くの運転士を確保。切り札となっているのが再雇用。現在67歳の大森透さんは、2年前に定年退職し、現在は嘱託運転士として小田原市内など負担の少ない路線を担当。箱根登山バスでは嘱託運転士を約30人採用し、現役の運転士を観光路線に重点的に配置。勤務時間は約10時間。
今年5月、小田原市で初開催されたのが、小田原市や箱根町などを運行するバス4社による合同就職説明会。各ブースには10~50代の男女40人が参加。バスの運転体験も。たくさんの人が参加した就職説明会。担当者は「手応えはありましたね。バス運転士に興味を持たれている方が思いのほかいる感覚はあります」と話した。約2か月後、説明会に来た方から応募があったという。
今年5月、小田原市で初開催されたのが、小田原市や箱根町などを運行するバス4社による合同就職説明会。各ブースには10~50代の男女40人が参加。バスの運転体験も。たくさんの人が参加した就職説明会。担当者は「手応えはありましたね。バス運転士に興味を持たれている方が思いのほかいる感覚はあります」と話した。約2か月後、説明会に来た方から応募があったという。