青森・酸ケ湯ではきのう今季全国初の積雪4m超を観測した。今季最強・最長の居座り寒波が襲来し、厳しい寒さとなっている。山形県の蔵王温泉スキー場には多くのスキー客が訪れている。大自然の彫刻「樹氷」、別名“アイスモンスター”は雪のついた木に冷たい風が吹きつけ水分が凍り付いて一体化する。強風が吹く蔵王ならではの絶景だが、深刻な問題を抱えている。樹氷になるアオモリトドマツの大半が害虫被害で枯れてスリム化してしまい、すき間ができたことで樹氷エリアに入り込む人が増えている。現在、樹氷を再生するため植樹が進められているが、元の姿に戻るまで約70年かかるという。客がコース外に入ると埋もれた若木が踏み荒らされる可能性がある。蔵王は登山スポットとしても人気で、入山届があればコース外への立ち入りも可能だが、登山者とスキーヤーの見分けがつきにくくマナー違反も増えている。海外のSNSでも樹氷の横を滑走する様子やそばに座る写真、抱き着く写真なども投稿されている。スキー場は「立ち入り禁止看板やロープの設置で対応しているが規制は難しく、植えた若い木を守るため、できるだけコース内で楽しんでほしい」とコメントしている。
