相撲の化粧まわしは後援会などから贈られる十両以上の関取が土俵入りで締めるもの。1年に約80本ほどが作られている。化粧まわしの刺しゅう職人は全国に数人。太さ・色が異なる糸を生地に縫い絵柄を作る。複数の糸を両手でねじり1本の糸にし、16本を束ねて1本の丈夫な糸を作る。押さえ縫いは縫った糸が浮かないよう細い糸で押さえつけるように縫う。隠しとじは余分な糸や結び目が見えないように糸と糸の隙間に針を入れ縫い付ける。化粧まわしは納期までの時間が短く、作業期間は2週間ほど。一般的な化粧まわしは150万~200万円、最高額の化粧まわしは1億5000万円。
