日本は原油の9割以上を中東に依存している。その輸送ルートについて専門家は「基本的にホルムズ海峡を通るルートはほとんど全て。紅海を通るルートは極めて例外的な例。サウジアラビアを経由し紅海を通るのはあくまでヨーロッパ向けのもので日本向けのものではない。今回日本に到着したタンカーはフーシ派が参戦する前に現場を通っている。参戦する前でも保険料が10倍に跳ね上がっているが、今戦闘が始まっていると保険もおりないし、そんな危険なところを通ることはできない状態になっている。」などと話した。“大回りルート”については「スエズ運河は通行料はかかるが非常に安全。一番問題なのは時間がかかること。大型タンカーは1日動かすと大体7000万かかる。それが1番短くても10日かかる。しかし日本から行って帰ってくるとなると往復で最低20日かかる、すなわち14億円かかる。それでなくても高い原油にさらに上乗せされることになる。スエズ運河は深さが決まっているので、大型タンカーが満タンにできず、船の大きさによっては積荷を減らすものも出てくると思う。このルートに変わるものは絶対にないが、他の国から輸入するなど組み合わせていく努力をしていく以外に現在のところ方法はない。」などと話した。
