川崎市にある平均年齢86歳の男女9人が共同生活を送るシェアハウスに密着した。午前8時、シェアハウスの一日は体操から始まる。家賃は夕食・光熱費込みで15万5000円。17畳の個室はキッチン・バス・トイレ付きで各自が自立した生活を送っている。また住民は互いの健康を気遣うため月に一度体力測定を行っている。シェアハウスオーナーの藤井康雄さんとよし江さん夫婦は長年助産院を営んでいたが体力の衰えを感じて引退し、10年前に私財を投じてシェアハウスを設立したそう。
夕食は毎日全員で食べることが決まりで、外部の調理スタッフとともに住人が当番制で準備する。この日の当番はシェアハウスの理事長を務める小森祥子さん。小森さんは最後まで自分のことは自分でやり、自分のできることで誰かを喜ばせることができればいいなどと話した。10月末、藤井康雄さんが82歳で亡くると皆の意向で葬儀はシェアハウスのリビングで行い、花は住人らが活けた。いつか訪れる最後の時まで皆で生ききるという一つ屋根の下の日々が続く。
夕食は毎日全員で食べることが決まりで、外部の調理スタッフとともに住人が当番制で準備する。この日の当番はシェアハウスの理事長を務める小森祥子さん。小森さんは最後まで自分のことは自分でやり、自分のできることで誰かを喜ばせることができればいいなどと話した。10月末、藤井康雄さんが82歳で亡くると皆の意向で葬儀はシェアハウスのリビングで行い、花は住人らが活けた。いつか訪れる最後の時まで皆で生ききるという一つ屋根の下の日々が続く。
