放出開始から2日が経った。東京電力は海水の検査結果を公表した。10か所いずれも、1リットルあたり10ベクレルを下回る検出限界値未満だったという。水産庁はヒラメなどを採取し検査する。きょう午後にも結果を発表。きのうは魚の価格に大きな変化はなかった。来月1日からは底引き網漁がはじまる。漁業関係者の反対の声、安全性に理解を示す声もある。複雑な思い出放出を受け入れている。廃炉と復興は切っても切り離せない。海洋放出以外の手段を考えるべきだという声もある。2020年までに専門会議で海洋放出が現実的だと考えられ、2021年に処理水を海洋放出すると決定された。9/1から底引き網漁がはじまる。中国は戦略的に海洋放出を反対している。モニタリングをして世界にアピールすることが大事だという。処理水の貯蔵量は、134万4749トンだ。タンク1000基以上となる。処理水に海水を混ぜて、トリチウム濃度を薄める。それを水槽に入れる。海底トンネルで1km先に放出する。今年度末までに3万トンが放出される。タンク約30基分にあたる。全処理水放出までに30年程度かかる。海外の一部では反発の声がある。トリチウムは、水道水にも含まれている。人は毎日摂取して排出している。科学的には問題がない。科学的に安全であるとしても事故が起きたことは拭えない。負のイメージを変えられていない。この機会に廃炉の今を知ってもらうことが必要だ。東京電力は全責任を負うべきだという橋本さん。魚介類を対象にGoTo Eatをすることも大事だ。中国は理不尽な対応をしていると橋本さんがいう。日本の人々は福島の水産物を食べることをしなければいけない。中国は過剰規制をしているという。