福島・広野町は人口5000人ほどの小さな町。中津弘文さんが代表を務め、新名物のバナナ「綺麗」を作っている。6年前からハウスの中で年間約1万本を栽培し出荷している。正式名称は日本一長いと自負している。米農家の7割が廃業する中、ふるさとへの愛着・誇り・希望の意識が高まればと始めたという。バナナ作りをノウハウを一から学び、特別な苗を取り寄せた。地中熱の暖房システムも取り入れている。バナナの特徴は、とにかく甘いこと。観光スポットになり、年間1万5000人が訪れるようにいなった。地元高校でもバナナのお菓子を作って販売している。