「秋の災害に備える」。台風15号の進路を伝え、注意を促す。2019年10月の台風19号は大型で強い勢力、静岡・伊豆半島に上陸した。神奈川県箱根町は1日の降水量が全国歴代1位となった。10月の台風は秋雨前線と組合わさり雨量が増える傾向がある。長野県は千曲川が決壊し住宅地に濁流。北陸新幹線の車両基地が浸水した。これからの時期、避難のポイントは冷たさと寒さだ。冷たさの注意する点は川の水温がさがるので体が冷えて命をおびやかす。17度が目安だ。雨が強くなる前に避難し、2階以上へ垂直避難、早めの判断が必要だ。寒さについては台風をうけたあと防災教育をつづけるのは長野市立清野小学校。災害の課題を考える授業を行っている。避難所の寒さを実感した子も意見を発表していた。避難所への寒さ対策はカイロや着替え、モバイルバッテリーもあると便利。これからの季節はポリ袋に穴をあけると温かい。