帝国データバンクによるときょうから1010品目が値上げされる。1月以降8カ月連続で前年同月を上回り統計開始以降最長となる。明治はきょうの出荷分から牛乳など107品目の出荷価格を約2~17%引き上げる。6月の牛乳1Lあたりの小売価格は219円。約30%がメーカーや小売店の取り分で生産者に入ってくるのは143円。収入の9割がエサ代や人件費などに費やされ利益はほとんど残らない。エサに含まれるトウモロコシや大豆などはほとんどが輸入品のため円安の影響で値上がりしている。飼料米が食料米を作るように。そのため今年は作付けが減り、飼料米の値段が高くなることが予想される。