東京タワーの隣で進められている工事では4年後、巨大なデータセンターが完成予定となっている。日本には現在200棟以上存在するデータセンターだが千葉県では地元住民が集まって反対運動をしていた。一方、アメリカでも住民とデータセンター側に摩擦が起きているケースも少なくない。こうした住民の反対や懸念を少しでも和らげようとデータセンター側の努力も始まっている。アメリカ・バージニア州の上空から見える白い建物は全てAIのデータセンターであり、世界のデータセンターの13%が集結するバージニア州北部では今も建設ラッシュが続いている。今回FNNは環境に配慮しているという日経のデータセンターの内部を日本メディアとして初取材をした。何十ものセキュリティを抜け案内をされたのはデータセンターの心臓部にある「サーバー室」でAIなどを支えているが、大量の熱を発するため冷やす必要がある。サーバーの排熱は熱交換器で冷却液に移され、冷却設備で処理される。冷却液は内部で循環するため、施設の外に排水として出ることはないという。さらに屋外に並ぶのは非常用の電源となる発電機で騒音を防ぐため、それぞれをコンテナに収納している。天井を突き出る小さな煙突にはフィルターを取り付け、煙などの排出を抑えているという。住民がデータセンターの建設に反対したり懸念したりする理由は主に騒音や排熱などの環境問題で、工場のような巨大な建物が住宅地そばに建設される立地の問題などがあげられる。
