1927年に日本初の地下鉄が開業した。そして2004年に民営化によって誕生したのが東京メトロだ。また今回東京メトロを探訪するのは演歌歌手の徳永ゆうきで、東京メトロ広報部の石井正樹が東京メトロを案内すると紹介された。メトロには9本の路線があるが、今回は一般の方が入れない10番目の路線を紹介するという。そこで東京メトロの総合研修訓練センターを訪れた。センターはトンネルと地上の両区間を兼ね備えており、実車を使用した訓練が可能になっているという。また施設にはシミュレーターもあり、運転士の仕事を受け、実際に徳永ゆうきもシミュレーターを使って運転を体験した。
最近の東京メトロの車両は自動運転が採用されており、ボタンを押せば駅出発から停車まで自動で運行してくれるという。ただそれでも不測の事態に対応するために乗務員は必要だという。次は車掌の訓練も体験させてもらえることになり、徳永ゆうきは指導を受けた。
次は乗務員が待機するバックヤードを見せてもらえることになった。そこで運転事務室の様子が伝えられた。事務室では運転士と指令所との無線も共有しており、緊急時でも即座に対応できるように体制を整えているという。そんな事務室で普段乗務員が持っているカバンに何が入ってるのか見せてもらった。
駅のホームには東京メトロにしかない最近機器があるという。それはデプスカメラという車内の混雑状況をリアルタイムで解析してくれるカメラだという。このカメラのデータをダイヤ改正などに活用しているという。
東京メトロの深夜作業を撮影させてもらえることになったので、午前2時からマルチプルタイタンパーという車両で作業現場を訪れて、線路のメンテナンスをしている様子が伝えられた。最後に徳永ゆうきは「日本の鉄道はすごいと思った」と感想を語った。