先月の豪雨で住宅が全壊したり浸水したりする被害が今月18日の時点で621棟に上っている石川県輪島市。市は被災した住民が公的な支援を受けるために必要なり災証明書を発行するための現地調査を進めていて、今月14日からは被災者からの申請を受けて土砂崩れなどの被害についても調査を行っている。きょうは北九州市から応援で派遣された3人の職員が山あいの大屋地区で住宅の調査にあたり、堆積した土砂の量や被害を受けた外壁の状況などを確認していた。輪島市によると先月の豪雨では河川の氾濫で土砂が流れ込むなどの被害を受けた住宅も多く、こうした被害についての調査の申請はきのうの時点で151件に上るという。