丸山さんは民泊2階の改修について、長年集落に暮らす人々の知恵を生かしたいと考えている。2階に住民たちの作品を販売したり宿泊客と交流する場にできないかと提案。民泊施設の成功で古い建築の価値を再認識した住人たちは、よりよい施設にしていこうと改修作業にも参加している。5年前の改修でも丸山さんと住民たちの手で行った。今回も大工さんは頼まず、丸山さんが住民と一緒に工事をする。古さを残すだけでなく、住民が新たな手を加えることで建物の歴史を積み重ねていきたいという。その後、2階の改修は今も続いている。
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