東京モーターショーから名称が変わった「ジャパンモビリティショー」がきょう開幕した。今回は自動車メーカーとスタートアップ企業との連携がテーマで、千葉市の会場には合わせて200社以上が出展している。このうちトヨタ自動車は脱炭素に向けたエネルギーとして知られる水素を手軽に使えるよう小型のカートリッジに入れて持ち運びできる技術を展示している。屋外でも燃料電池と組み合わせて発電したりガスの代わりに調理に使えたりすることを紹介している。スタートアップ企業のブースではEVの普及を見据えて狭い駐車場でも設置できる小型の充電設備やワイヤレスで充電できる技術などが展示されている。会場には自動車メーカーやスタートアップ企業の商談スペースが設けられ、活発な意見交換が行われていた。