来月3日に発行される新紙幣。合わせて74億8000万枚が来年3月末までに印刷される見通しだが、欠かせないのが偽造防止の技術。来月発行される新紙幣には、これまで紡がれてきた技術が用いられている。日銀の貨幣博物館で長く受け継がれてきた偽造防止の技術を見せてもらった。今回の1000円札の模様には偽造防止のため小さな文字が隠されている。その手法はすでに江戸時代にあった。今の福岡県の柳川藩が1800年代に作ったとされる藩札を見てみると、文字が隠れている。新紙幣にも採用されているすかし。1800年ごろの藩札で早くも使われていた。
新紙幣の発行を心待ちにしている人がいる。趣味で紙幣や硬貨を集めている那覇市の翁長良明さん。世界各国から集めたコレクションは数万点あるといい、展示会も開いている。特に思い入れのある紙幣の一つが首里城の守礼門が描かれた2000円札。お礼に描かれた人物で印象深いのは聖徳太子。1万円は当時大金だったという。翁長さんは将来、紙幣に描いてほしい人がいるという。大谷翔平選手や美空ひばりさん。キャッシュレス化が進む中だが、現金にしかない存在感。これは今後も変わらないという。
新紙幣の発行を心待ちにしている人がいる。趣味で紙幣や硬貨を集めている那覇市の翁長良明さん。世界各国から集めたコレクションは数万点あるといい、展示会も開いている。特に思い入れのある紙幣の一つが首里城の守礼門が描かれた2000円札。お礼に描かれた人物で印象深いのは聖徳太子。1万円は当時大金だったという。翁長さんは将来、紙幣に描いてほしい人がいるという。大谷翔平選手や美空ひばりさん。キャッシュレス化が進む中だが、現金にしかない存在感。これは今後も変わらないという。