夜の高速道路を走る雪氷作業車を運転する渡邉ゆかりさんは群馬県内初となる高速道路の女性雪氷作業員だそう。県内の高速道路のメンテナンス会社はこうした女性の採用を進めていて、背景には今後懸念される冬場の人手不足解消があるとのこと。作業員を増やしたい一方でこの会社では体力面や大型車の運転などから男性の職場という固定観念があり、最近まで作業員は男性のみだったそう。しかし人手不足の懸念から5年前から女性の採用に踏み切り、渡邉さんが第一号の女性作業員として採用されたとのこと。渡邉さんは元々山岳などを走るトレイルランナーで農家の手伝いの仕事なども掛け持ちしているが、冬はいずれもできないため時間に余裕があり作業に携わることができたそう。この会社では渡邉さん意外にも農家やアウトドアガイドなどの女性を雇用し、女性作業員は13人に増加しているとのこと。