寿司店での注文の8割がタンメン。コクのあるスープが特徴の「濃厚塩タンメン」が、寿司店の看板メニュー。なぜタンメンなのか。バブルの崩壊以来、毎年毎年売り上げが下がった。店ののれんを下ろしたくない一心で、寿司以外のメニューを次々と打ち出した。そして1996年、タンメンが売れた。流行っていると聞いたお店を食べ歩いて研究したという。参考になったお店に、「どういうタレなんですか?」と聞いたら、「ゴマ味噌だよ」と素直に教えてくれた。そして、もっと変わったものを作ろうと思って、ゴマの代わりにナッツ系のものを使った。ナッツとゴマをすり潰し豆乳でのばしペースト状にし豚骨スープで割った特製のスープが出来上がった。群馬県産の野菜を高火力で一気に炒め、食感を残した野菜を盛れば、完成。完成まで20年を費やしたという珠玉の1杯。
