習近平国家主席が歴訪したくにはベトナム、マレーシアなど、トランプ大統領の関税が特に高い国々で、中国製品がこれらの国々を経由してアメリカへ入る迂回輸出を制限する狙いもあると思われる。中国はアメリカの90日間の関税停止がされなかった唯一の国。互いに税率引き上げを行うなど報復関税の応酬となっている。明海大学・小谷教授は安全保障上不可欠な分野で“中国に負けない”、“中国に依存しない”体制をつくる狙いがあると指摘。友好国にも米中いずれにつくのかの踏み絵が提示されている状況だ。寺島実郎は日本は腹をくくってアメリカと向き合う時期に来たとコメント。松原耕二は日本はアメリカに過度に依存しすぎていた。だからアメリカは日本を与し易いとして優先的に交渉相手に選んだと指摘した。