陽子さんが休日に向かったのはホテル。この日次女の結婚披露宴が行われた。娘2人が家庭を持ち、肩の荷が下りる一方で一抹の寂しさも感じていた。誰かの旅達に立ち会う納棺師は残された家族を思いやる想像力がなければ務まらない。この日は病に倒れた70代の納棺式を実施し妻と娘たちが立ち会う。
11月、兄から寝たきりの父に肺炎の症状が出ているという。陽子さんは多くの人の納棺式をやっているため父にもしてあげられるはずだが、自分が看病に行くかというと行かないという考えが堂々巡りしていると話した。
11月、兄から寝たきりの父に肺炎の症状が出ているという。陽子さんは多くの人の納棺式をやっているため父にもしてあげられるはずだが、自分が看病に行くかというと行かないという考えが堂々巡りしていると話した。