江戸時代の手品の史料は200種類以上にのぼり、女性の手品師も活躍していた。馬をまるごと飲み込むという手品もあり、呑馬術と呼ばれたが、今もトリックはわかっていない。また、日本でパスポートの発給が始まったのは1866年で、身体的な特徴が文字で記されている。最初に取得したのは浪五郎という人物だったが、手品師だった。目的地はアメリカで、各地で興行を行った。その後はヨーロッパを渡り歩いた。絶大な人気を誇った演目はバタフライで、紙で作った蝶を扇子で飛ばした。
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