党役員と閣僚人事について、政治部・西井建介が「今回の党を二分するような激しい総裁選挙のあと挙党態勢の構築というものを意識して、安定と刷新のバランスを取った人事だといえると思う。安定という部分では幹事長に森山裕氏を起用し、これは安定感を評価、刷新に関しては小泉進次郎を起用、さらに菅前総理と麻生副総裁の要職起用は自身の党内基盤の弱さをカバーする狙いがある。閣僚人事は派閥にこだわらず石破総裁自身で行ったが、身内と呼べる存在からの登用も目立つ。ただ派閥に一定の配慮があったことも否めない。石破さんは、10月27日投開票の日程について可能性は否定しないと発言をしている。ただ野党側から早速、能登の大雨被害対応や国会論戦から逃げるのかといった批判が出ている。石破さんは党首討論にも意欲を示しているけれども、有権者の判断材料となりえる国会論戦を行うかどうかを巡って与野党の駆け引きが激しくなりそう」とスタジオで解説。