今年の箱根駅伝。往路2位の駒澤大学は山下りの6区で初の箱根に挑む帰山侑大選手を起用、2分38秒差を縮めたい駒沢だったがその差は拡大、終盤、帰山選手に異変が起こった。本来下りが得意な選手だが脱水症状で力を発揮できず、4分17秒差で襷を渡した。7区から9区は最後の箱根を迎える4年生トリオが務め、3選手が区間上位の走りをみせたが青山学院との差は広がった。最終10区は3年生の庭瀬俊輝選手。最後まで諦めずに走り続けたが青山学院が大会新記録で2年ぶり7回目の総合優勝、駒沢は連覇を逃し選手や監督は悔しさをにじませた。最後の箱根を終えた4年生は来年のリベンジを後輩に託した。きのう、朝5時40分ころに早くも新チームがスタート、キャプテンには1区で区間賞を獲得した篠原倖太朗選手が就任した。