大分県・九重町にある温泉は水温が13~14℃の冷たい温泉で、既に多くの人が涼を求めてこの温泉を訪れている。ただかなりの冷たさのため高血圧や心臓病などの基礎疾患を持つ人は入浴を控えるよう施設が呼びかけている。一方神奈川県の箱根温泉では温泉の温度を36℃まで下げた冷やし温泉を始めた。36℃は温かくも冷たくも感じない温度で、長湯できることでより効果的な疲労回復などが期待できる。こうした冷やし温泉は箱根町の6箇所の温泉施設などで行われていて、ぬるいお湯は副交感神経を刺激するのでリラックス効果も期待できるという。こうした冷やし温泉は自宅でも楽しむことができ、お湯の温度を36~38℃にして炭酸系入浴剤を入れて20分ほど全身浴すると良いという。また脱水症状防止の為入浴前後にコップ1~2杯の水分補給をするとより良い。