障害のある兄と弟の日常を描いた絵本「ぼくのにぃに」の作者とその家族の物語を紹介。インクルーシブ絵本作家・庄司あいかさんは、家事と育児の合間を縫って絵本作家として歩みだして3年。絵本作家になったきっかけは、生後まもなく体に腫瘍ができる結節性硬化症とてんかん発作がおきるウエスト症候群を発症した長男だった。鈴木瞳さんのヨガ教室「スペシャルキッズママヨガ」の参加者は障害のある子の母親だけの教室で、ヨガの後の情報交換が特徴。講師の鈴木さんは、「ぼくのにぃに」から力をもらったひとり。鈴木さんの長男は生後まもなく脳性マヒを発症し、そんな弟と暮らす長女が気がかりだったが、「ぼくのにぃに」がその思いを吐き出せるきっかけになったという。絵本の日の11月30日に庄司さんが読み聞かせコンサートを開き、オンラインも含めて200人が集まった。鈴木さんによるヨガ教室も好評だった。