沖縄県の医療施設で妊婦・産後1年未満の女性100人がPFASの血中濃度を調べる検査を行った。PFASは有機フッ素化合物の総称。調理器具や防水用品などに幅広く使われてきたが、発がん性や胎児への影響などが指摘され、国は3種類の製造・輸入を禁止している。10年前、沖縄では45万人に供給される北谷浄水場の水からPFASが検出された。2月に出産した女性はミルクを作るのに別の浄水場の水を使っている。今回の検査を主催した市民団体の町田直美さんは、子供たちがこの水を長年飲んでいるのが気になったと話した。アメリカではPFOAの健康被害が出ている。早産や低体重出生児との関連性も指摘されている。PFASは分解・排出されず、母から子へ濃縮されて移行する恐れがある。高機能粒状活性炭によりPFAS濃度を低減し、北谷浄水場は現在の水質基準未満に保たれている。町田さんらは健康調査を行ってほしいと声を上げたが、国・県の動きは鈍かった。
