来月1日に召集される臨時国会を巡り立憲民主党は衆議院の解散総選挙よりも大雨被害を受けた石川県能登地方の復旧支援を優先すべきだとして、他の野党とも連携して政府与党に補正予算案の編成と審議を求めることにしている。来月1日に招集される臨時国会では新しい総理大臣の指名選挙が行われる。与野党の間では新しい総理大臣が就任後の早い時期に衆議院の解散に踏み切るのではないかという見方が出ているが、立憲民主党などは新政権の方針などをただす必要があるとして予算委員会などでの質疑を行うよう求めている。また石川県能登地方の大雨被害を受けて立憲民主党の野田代表は「補正予算を組んで成立をさせるという政治としての最低限の責任をまず果たすべきだと思う」と述べた。国民民主党の榛葉幹事長も「被災地を一刻も早く復旧復興に全力を傾けるということをやるべきだ」とコメント。このため立憲民主党は近く野党各党の国会対策委員長会談を開くなどほかの野党とも連携して政府与党に補正予算案の編成と国会審議を求めることにしている。