東京・自由が丘にあるカフェではランチ後に自家焙煎コーヒーでくつろぐ客たちの姿。歴史的高値が続くコーヒー豆。コンビニ各社のコーヒーの価格推移はここ3年で10〜30円値上がり。コーヒーチェーン店でも各社30円近く値上がり。東京・目黒区のコーヒー豆専門店からも聞こえる値上がりへの悲鳴。世界各地から30種類以上のコーヒー豆を取り揃えているこの店の豆の仕入れ値は今年に入り20〜40%高騰。ブラジルのスペシャリティーコーヒーは去年200g1500円だったものが今年は1750円に。愛好家からは値上がりに切実な言葉が。高騰の背景にあるとされるのがブラジルの深刻な干ばつ。店側はさらなる値上がりを危惧している。