自民党はきょう安定的な皇位継承策を検討するため、麻生副総裁をトップとする新たな組織の初会合を開いた。自民党内にはすでに皇位継承策に関する別の会議体があるが、初会合が開かれて以来議論が停滞していた。今回の懇談会は岸田首相が「喫緊の重要な課題だ」として「総裁直轄の組織」として設置された。皇室は現状、男性皇族が3人に減ってしまっている。政府の有識者会議では、皇族数の確保について「女性皇族が結婚後も皇室身分を保持できるようにする」、「旧皇族の男系男子を養子縁組で復帰させる」という2つの案が挙げられた。キーマンは麻生氏で、妹が皇族に嫁いだ信子さま。