10人以上の「ポスト岸田」の名前が取り沙汰されている来月の自民党総裁選挙で、きのう初めて正式に小林前経済安保相が初めて立候補を表明した。小林前経済安保相は、旧派閥に対し支援は一切求めず、脱派閥選挙を徹底する姿勢を示した。石破元幹事長は立候補に必要な20人の推薦人について「さらに確実なものになりつつある」と述べ、準備が固まりつつあるとの考えを示した。上川外相は立候補に向け電話で支援を要請し「手応えを感じている」と述べた。このほか斎藤経済産業相も「真剣な声をしっかり受け止めたい」と述べたあと、小泉進次郎元環境相と会談した。両氏とも出馬に意欲を示していて、情勢などの意見交換をしたとみられる。総裁選は来月12日告示・27日に投開票となる方針が固まり、選挙戦は過去最長の15日間となる。