河野デジタル大臣は来月の自民党総裁選挙に立候補することを正式に表明した。河野デジタル大臣は「有事を乗り越えるため、経験を生かして日本のリーダーとしてこの国をさらに前に進めたい」と述べた。河野氏はかつて脱原発を訴えてきたが、きのうの会見では「リプレース(建て替え)も選択肢としてある」と指摘。自民党派閥の政治資金事件をめぐり、政治に対する国民からの信頼を回復するため不記載があった議員らに不記載額の返納を求める考えを示した。河野氏は当選9回の61歳で、自民党で唯一残っている麻生派に所属し、これまでに外務大臣や防衛大臣などを歴任した。