河野氏は今回出馬に当たって政治資金収支報告書に不記載になった金額を返還すべきだという考えを示しているが、立憲民主党・野田元総理は「今更なにを言ってんだろうと思う」と発言。河野氏は「前からずっと言ってる。党内でも不記載額を返金させようとの議論があったが、残念ながら行われていない。捜査当局的には決着している話なのかもしれないが、不記載額を裏金と言われてきているのであるならば、不記載にした議員はその金額を自分の手元から離して裏金とは決別をする、そういうけじめをつけて前に進むことが必要なのではないか。これは党内の議論というよりは国民の皆様に対して不記載の問題をどうけじめをつけるかという議論なのではないか」と話した。不記載の金額を返さない議員がいた場合に何らかのペナルティーを科す考えはあるか?との質問には「例えば「収入を不記載にしろ」と言われて不記載にせざるを得なかった議員がいるが、その中にはちゃんとその金額の領収書を持っていて、ただ支出だけ記載すると収入と合わないから支出の分の記載が出来なかったという議員がいるわけで、そういう議員は収入と支出をしっかり出して疎明をすれば良いし、実際に安倍派の議員の中には返している議員が何人もいる」等と話した。