自民党総裁選。世襲をどう考える。自民党・小泉進次郎元環境相は「世襲批判があっても有権者に選んでもらえるよう比例重複をしないことを貫いてきた、公明党の推薦も受けない」。自民党・小林鷹之衆院議員は「私は世襲ではない、勝ち抜くことが自民党を改革する象徴になる」。河野太郎デジタル相は「引退する議員の政治資金団体の代表者に親族がなることで相続税が回避されることはいけない、国庫に返納するなど徹底すべき」。自民党・茂木敏充幹事長は「私は世襲議員ではないが不利だと感じたことはない。世襲が多いとなると誰にでもチャンスがあると思われなくなる。誰にでもチャンスがある仕組みを作ることが大事」。加藤勝信元官房長官は「義理の父親が議員だったが世襲はノウハウの蓄積がある、それは悪いことではない。そのノウハウを享受する場を作っていく」。上川陽子外務大臣は「政治の関係のない家庭から挑戦した、初当選から7年半かかった。地域の声なき声を聞いた重要な時期だった。誰でも政治に挑戦できる環境を作ることが重要」。自民党・石破茂元幹事長は「小選挙区を導入したとき私は当選1回だった。世襲議員が中心になって話したことは世襲を減らすことが世襲議員の仕事だった」。高市早苗経済安保担当大臣は「公平性は担保されなければならない」。自民党総裁選。林芳正内閣官房長官の推薦人代表・自民党・田村憲久政調会長代行は「世襲に関して政治家に適している方もいる」。