自民党の萩生田元政調会長は東京都議会議員の補欠選挙で自民党が惨敗したことを受け都連の会長を辞任すると表明した。自民党は7日に投開票が行われた都議補選で8つの選挙区に候補者を擁立したが、2勝6敗と選挙前の5議席から大きく議席を減らしていて、党内では「派閥の裏金事件が影響した」との見方が強まっていた。萩生田氏は都連の幹部らと面会したあと記者団の取材に応じ「指揮を執った私の責任は大きい。国政のさまざまな影響もあったと判断した」として、都連の会長を辞任すると表明した。後任については来月の早い時期に選考に着手するとしている。