来月行われる自民党総裁選挙は、候補者として11人もの議員の名前が挙がる乱戦模様。きょう午後には小林鷹之前経済安保担当大臣が、先陣をきって立候補の会見を開いた。小小林議員は、経済政策については、経済が財政に優先すると主張したうえで、「世界をリードする産業を育成する、地方に大胆に投資する」などと強調した。さらに、中小企業の利益増大を徹底支援すると訴え、物価高対策については対策パッケージを年内に打ち出すと述べた。小林議員は、解散を表明した二階派に所属しているが、総裁選での派閥との関係については、「脱派閥選挙を徹底する、支援は一切求めない」と説明した。一方、経験不足が指摘されることには、「あらゆる世代の議員の力を結集したい」と述べ、ベテラン議員にも支援を呼びかける姿勢を示した。また憲法改正については、「早期の発議に向けて最大限の熱量を持って取り組む」と強調した。