立憲民主党代表選挙。野田元総理大臣が立候補を表明した。「国家を背負う覚悟と力量が問われている。自民党を単独過半数割れに追い込む」。そして「立憲民主党だけで届かない可能性は十分あり、野党連携が必要だ」と述べる一方、共産党との関係については「対話ができる関係は必要だが、政権を一緒に担えるかというと、それはできない」と指摘した。来週、改めて記者会見し、具体的な政策などを説明することにしている。すでに立候補を表明している枝野前代表は子どもの貧困対策や若者の就業支援を行うNPOを訪問。「自民党総裁選を凌駕するいい議論を国民の前でしていきたい」と述べた。再選を目指す泉代表は自治労の定期大会に出席。党内では多様な人材をアピールするため、3人以外の立候補に期待する声も上がっている。当選1回の吉田晴美氏は「まだ時間はあるので最後まで頑張ってみたい」と話した。江田元代表代行も立候補への意欲を示していて、20人の推薦人が確保できるかが焦点となる。