自民党総裁選が今日午後1時から投開票を迎える。国会議員票368票、党員、党友による地方票368票の合わせて736票で争われ、過半数を取った候補が新しい総裁に選ばれる。JNNの最終盤の情勢調査では石破茂元幹事長、高市早苗経済安全保障担当大臣、小泉進次郎元環境大臣の3人がトップを競っているが、いずれの候補も過半数を得ることはできずこの3人のうち2人による決選投票にもつれ込むことが確実な情勢。また、1998年の総裁選は小渕恵三氏・梶山静六氏・小泉純一郎氏が出馬し凡人・軍人・変人と田中真紀子氏が評していた。その小泉氏は2001年の総裁選で派閥を壊すと発言して小泉旋風とも呼ばれた。2012年は石破氏の優位から決選投票で安倍晋三氏が逆転勝利していた。専門家の林尚行氏は総裁選は候補者を支援するキングメーカーによるサバイバル、自民党が生き残れるかのサバイバルでもあると指摘している。