5度目の挑戦で自民党の新総裁となった石破茂氏。自民党総裁選は1回目の投票で高市氏が181票、石破氏は154票。2人による決選投票となった。有力候補だった小泉進次郎氏は136票で3位。決選投票では高市早苗氏は194票、石破茂氏は215票。最後の挑戦で新総裁となった。総裁選後の会見で、デフレからの脱却や一生懸命働いた人が報われる社会を作りたいとした石破氏。勝利の要因について政治ジャーナリスト・田崎史郎氏は「衆議院解散総選挙で自民党の顔として石破さんが一番いいという判断があった。高市さんは強硬な保守票を固められるが無党派層の票は取れないだろう」とした。解散総選挙の時期について石破氏は「なるべく早く審判を賜らなければならない」とした。政治ジャーナリスト・田崎史郎氏は「この秋、早ければ10月中に解散して11月に総選挙があるんじゃないかと思う」とした。石破氏は来月1日の臨時国会で第102回代内閣総理大臣に選出の見通し。