第50回衆議院選挙はきょう公示され、小選挙区と比例代表、合わせて465議席を巡って争われる。NHKのまとめによると、きのうまでに小選挙区で1108人、比例代表単独で230人の合わせて1338人が立候補を予定している。政党別の立候補者数。今回の選挙は、与党が過半数の議席を確保して連立政権を継続するのか、野党が勢力を伸ばして与党を過半数割れに追い込むのかが最大の焦点となる。289ある小選挙区のうち、与党側は大半の選挙区で候補者を擁立し、野党側は各党がそれぞれ党勢拡大を目指して擁立作業を進めてきた。12日間の選挙期間中、政治とカネの問題を受けた政治改革のあり方や、物価高対策をはじめとする経済政策、厳しい国際情勢に対応するための外交安全保障政策などを巡り、激しい論戦が交わされる見通し。立候補の受け付けは小選挙区は各都道府県の選挙管理委員会で、比例代表は総務省にある中央選挙管理会で、いずれも午前8時半から行われる。