衆議院選挙で獲得したのは191議席と選挙前から56議席減らした自民党は臨時の役員会で石破総理大臣は公明党との連立政権を維持していく方針を示した。公明党は石井代表が議席を失うなど8議席減らして24議席。石破総理大臣と石井代表は午後、国会内で会談し、自民、公明両党による連立政権の維持を目指すことを確認。両氏は政治改革に向けて党から議員に支給される政策活動費の将来的な廃止も念頭に政治資金の透明性の確保に取り組むことなどを盛り込んだ新たな政策合意を交わした。野党側の立憲民主党は選挙前の98議席から148議席へと大幅に増やした。野田代表は午前中、支援を受けている連合の本部を訪れ、芳野会長と会談。立憲民主党は執行役員会を開き、特別国会で行われる総理大臣指名選挙での野田代表への投票の協力をはじめ、さまざまな連携をほかの野党に呼びかけていく方針を確認。国民民主党は選挙前の7議席から4倍の28議席に増やした。玉木代表も連合の本部を訪れて芳野会長と会談し、芳野会長は立憲民主党とよくコミュニケーションを取ってほしいと述べた。日本維新の会は38議席を獲得したが、選挙前から6議席減らす結果となった。