門間一夫さんの解説。今日、日銀の金融政策決定会合の終了後に植田総裁が記者会見を行う。今回は日銀からの地ならしもなく、来週米国大統領選挙という巨大な不透明要因があるので今日は利上げはない。7月時点の消費者物価見通しを紹介。注目しているのはリスクの方向性だといい、今回も上振れという表現が残るのか中立になるのかがポイントだと話す。植田総裁記者会見の注目点は為替相場、米国経済、物価の評価、12月利上げ。為替、経済については「円安」を巡る植田総裁の発言などを引用し先行きについては引き続き不透明であって金融資本市場も不安定と極めて高い緊張感を持って注視すると言っているなどと伝える。ただこの1ヶ月ぐらいは比較的米国の経済指標は堅調。今日は大統領選もるので不透明とか不安定という言葉自体は残すと思うが極めて高い緊張感とまでは言わないのではないか。今日の段階では植田総裁はかなり間口の広い選択肢を残すコミュニケーションを取ってくると思うなどいい、利上げや円安などについて解説をしたあと11月後半から12月前半あたりの植田総裁の発言に注意と利上げについて伝えた。