任期満了に伴う栃木県知事選挙がきょう告示される。これまでに6期目を目指す、現職で自民党県連と公明党県本部が推薦する福田富一氏と、新人で共産党が推薦、社民党県連合が支持する、元栃木コープ生協・専務理事・針川佐久眞氏の2人が立候補を表明している。選挙戦では、特に若い女性の都心への流出が進み、県内8つの市や町が有識者から消滅可能性自治体と指摘される中、若年層の流出をどう食い止めるかや、現職の県政運営への評価や、多選の是非などを巡って論戦が交わされる見通し。立候補の受け付けはきょう栃木県庁で行われ、来月17日に投票が行われる。