来月の特別国会での首相指名選挙で自民党・石破首相が引き続き首相に選ばれる公算大。国民民主党が間接的に協力するため。代わりに国民民主党は自民党に自らの政策を受け入れさせることを目指している。自民党と国民民主党はきょう政策協議を行うことで合意。国民民主党・玉木代表は「自民党に協力するためには自らが掲げる政策を受け入れるのが条件」と強調。玉木代表はさらに「減税などを訴えてきた。できるなら協力するが、できないなら相応の対応をする」と述べるなど終始強気な姿勢。これに先立ち自民党と国民民主党は幹事長らが会談し、今後与党に国民民主党が加わり政策協議を開始することで合意。自民党が政策協議の場を常設したいと伝えると、国民民主党は「案件ごとに対応する」と強調。今後の協議では国民民主党の「103万円の壁撤廃」などの個別政策を自民党がどこまで受け入れるかが焦点。