参議院予算委員会では石破総理大臣らが出席して集中審議が行われた。自民党・岩本剛人氏は先端半導体の国産化を目指し北海道千歳市で新工場の建設が進むラピダスについて「日本経済の未来や産業全体の国際競争力の強化に不可欠なプロジェクトだ。しっかり国が支援していくことが地方創生の本来ある姿ではないか」と質したのに対し、石破首相は「北海道が牽引する新しい日本の形を作ってもらえたらありがたいし、国として最大限の支援をしていきたい」と答えた。立憲民主党・川田龍平氏は自民党が政策活動費の廃止に伴って新たに設けるとしていた公開方法工夫支出を撤回したことについて質問した。補正予算案はまもなく採決が行われ、自民党、公明党、日本維新の会、国民民主党の賛成多数で可決される見通し。そして夕方開かれる参議院本会議でも可決され成立する運び。