国会ではきょうも石破総理大臣の商品券の配付問題を巡って論戦が交わされた。野党側が国民感覚とかけ離れているなどと重ねて批判したのに対し、石破総理大臣は信頼の回復に取り組む考えを改めて強調した。一方、石破総理大臣は歴代の総理大臣が商品券を配付していたかどうかは把握していないと説明した。また総理大臣就任以降の配付回数を問われたのに対し、菓子折のようなものも合わせれば両手に足りないか余るかということを申し上げているものだ。回数などは現在、確認中だと述べた。一方、石破総理大臣は総理大臣が議員に商品券を配付するという慣例が自民党で引き継がれてきたのではないかと問われたのに対して「全く把握していない」とした。
歴代の総理大臣・岸田前総理大臣の在任中に総理大臣公邸で開かれた政務官との懇談会に合わせて出席者が岸田氏側から商品券を受け取っていたことが分かった。岸田氏の事務所は常に法令に従って適正に対応しているとしている。また、菅元総理大臣の事務所はNHKの取材に対し、総理大臣の在任中はコロナ禍で思うように会合ができない時期だった。それ以外の時期も政治家を含めてさまざまな方との会合を持ち、その際に手土産を差し上げたことはあるが、いずれも法令の範囲内で適正に行っているとしている。麻生元総理大臣の事務所は国会議員との会合の性質に応じて適宜適切に処理していたとしている。
歴代の総理大臣・岸田前総理大臣の在任中に総理大臣公邸で開かれた政務官との懇談会に合わせて出席者が岸田氏側から商品券を受け取っていたことが分かった。岸田氏の事務所は常に法令に従って適正に対応しているとしている。また、菅元総理大臣の事務所はNHKの取材に対し、総理大臣の在任中はコロナ禍で思うように会合ができない時期だった。それ以外の時期も政治家を含めてさまざまな方との会合を持ち、その際に手土産を差し上げたことはあるが、いずれも法令の範囲内で適正に行っているとしている。麻生元総理大臣の事務所は国会議員との会合の性質に応じて適宜適切に処理していたとしている。